院長からのメッセージ

当院は2000年に開院した総合的なリハビリテーションを提供する施設です。

我々は大分という地域にあって、患者さんに世界でも最高峰のリハビリテーションを継ぎ目無く提供するため日夜奮闘しています。

志の高い情熱に燃えるセラピストの皆さん、井野辺病院で一緒に汗をかきませんか？

最先端技術をいかに掴むか。世界の最新技術の速報は国際学会で英語で報告されます。リハビリテーション技術も同じです。

医師はもちろん、実際に患者さんに触れるPT・OT・STを国際学会に派遣し、最先端技術を当院に直輸入します。

また参加に留まらず、希望者は発表を行ってもらいます。

世界第一線の研究者とディスカッションを行うことで、新たな発見につながりそれがまた当院の臨床技術の発展に活かされます。

参加スタッフだけでなく、伝達講習集を通しリハスタッフ全員で最新のリハビリを提供できるよう努めています。

医療技術者として、技術を磨くのは必要なことです。

その根底に医療人として、患者さん個々に寄り添うという気持ちを忘れないように心がけています。

技術偏重によらず、一人の人間としての患者さんをみて、その人に合ったリハビリテーションを提供することが、最良の医療につながると思います。

退院後も地域でその人らしい生活を送っていただけるよう、訪問リハ・通所リハをはじめとした地域リハビリテーションに力を入れています。

私も地域の公民館での講演活動や往診、また研究活動を通して、住み慣れた地域で自分らしく過ごすお手伝いに努めています。

回復期から地域リハまで、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにいたしております。